クリスマスオグリの各距離の強さについて
前回、クリスマスオグリの有馬記念での強さについて考察しました。
加速固有が終盤で最速発動しないため、直線一気が最速発動する追い込みの方が強いが、有効範囲で加速するクリスマスオグリも強いという結論を出しました。
今回は、有馬記念以外ではどうかを考えたいと思います。
- 結論
結論から言えば2200mだと最強、2000m,2400mも強い、ほかの距離は厳しいとなります。
詳しく見ていきます。
前回も書いた通り、クリスマスオグリは３回目の回復スキル発動で、固有が出ます。
基本的にスリーセブン発動によって固有を出すことを狙うので、スリーセブン発動で固有が出たときにどうなるかを見ていきます。
- 長距離
まず、有馬記念以外の長距離G1である、天皇賞春、菊花賞は、固有が出るのが遅すぎます。
2500mの有馬記念でも終盤開始から少し時間がたって加速が始まったので、3000mと3200mでは当然それより遅くなります。
なので、スリーセブンによる固有発動だと弱いです。
レース前半で２回回復スキルを出しておいて、中盤ランダム回復の栄養補給が終盤開始ギリギリに出れば、最高のタイミングで固有が発動します。
ただし、完全な運ゲーで、かなり分の悪いギャンブルです。
- マイル
マイルの場合、固有が出るタイミングが早すぎます。
1600m、1800mともに早いです。
上はチャンピオンズカップです。
1800mのチャンピオンズカップでも固有がでるタイミングが早すぎ、終盤開始前に固有が終わります。
なので、中盤の最後の方に、そこそこの速度スキル、回復スキルが発動するのみとなります。
無意味ではありませんが、強いとは言い難いです。
- 中距離
上は大阪杯（２０００ｍ）です。
中盤の最後の方に固有が発動し、終盤に入ってすぐに固有が終わります。
固有の、速度アップの状態を維持したまま終盤に突入できるので、最高速により早く入ることができます。
普通の中盤速度上限を70、そのキャラのスピード上限を100とすると、
普段は
70(中盤)→終盤突入→70…75…80…85…90…95…100
といった感じてスピードを上げていきますが、
中盤最後に速度アップしたまま終盤に突入すると、
85(中盤、速度アップ効果)→終盤突入→85…90…95…100
といった感じで最高速への時間を短くできます。（数値はあくまでイメージです）
固有が終盤に入ってすぐに終わるので、加速スキルとしては効果は少しだと思いますが、速度接続効果が大きく、2000mだとなかなか強いと思います。
終盤開始直後ではないものの、かなり早く固有が発動するため加速が有効です。
タウラス杯（日本ダービー）で強かった通常マルゼンスキーとほぼ同じタイミングで固有が発動するため強いです。
上はエリザベス女王杯（２２００ｍ）です。
終盤開始の直前で固有が発動するため、最速加速できます。
アングリングスキーミングのように、先頭のみで発動するとかの順位条件は当然ありません。
そのため、スリーセブン含めた３つの回復がすべて発動しなければいけない制限はありますが、どの順位でも最速加速できるため、現状では最強だと思います。
固有の発動確率を上げるため、賢さをかなり高くしなければならないのでデッキパワーを求められますが、2200mでは最強キャラだと思います。
- 固有発動条件について
クリスマスオグリは３つ目の回復で発動するのですが、回復を３つとも発動させるのが結構きついです。
スクショをとるために、お借りしたオグリで練習を何回もしたのですが、結構回復スキルが不発して、何回もする羽目になりました。
賢さ1000でも発動率が90%ぐらいらしいので、３つとも発動する確率は、
90%×90%×90%=72.9%
です。
賢さが下がるともっと発動率が下がるので、そこが辛いところです。
４つ回復スキルを積んで１つ不発の時に備える手もありますが、
そうすると、前の３つの回復スキルがすべて発動してしまったらタイミングがずれてしまいます。
- まとめ
クリスマスオグリは中距離でかなり強いです。2200mは最強クラス、2000m,2400mも強いです。
マイル、長距離に関してはスリーセブン以外で安定して固有発動できるパターンが発見されない限り強いとは言い難いと思います。
また、毎回上げる必要がある、スピード、パワー、スタミナに加えて賢さも要求されます。
なので、現状ではSSR完凸をたくさん持っている人じゃないとクリスマスオグリを生かし切るのは大変です。
